2013年7月25日木曜日

TZ-HDW611

ケーブルTVのSTBを入れ替えた。
今まで使っていたのは、panasonicのTZ-HDW600という機種でHDD内蔵タイプ。
地デジ移行時に従来のアナログタイプのSTBと交換する形で導入。
これはこれでかなりの優れものでハードディスク容量は250GBでダブルチューナ内蔵。
LAN機能ありで、DLNAのサーバにもクライアントにもなれるし、光学ドライブは無いものの、panasonicのブルーレイレコーダ等にLAN経由でダビングも可能。


ただ実際使っているといろいろ気になる所は出てくるし、うたわれている機能がうちでは使えなかったりという面も。
まず250GBという容量。当時としてはそれなりの容量ではあるものの、この機種、圧縮して録画する機能を持っておらず全てDR録画のため全部で25時間くらいしか取れない。
それにDLNA対応なのはいいけども、DR専用のため、再生できるクライアントやサーバが限られてしまう。もちろん、panasonicのブルーレイレコーダを持っていないのでダビングも無理。
ネット対応機能もケーブルTV局の都合で利用不可になってるし。


それでもまぁ、容量はやりくりしつつ、利用していましたが、そんな折、panasonicから新機種が発表されました。昨年のことです。TZ-HDW611です。
通常進化版といえる機種で、容量は500GBと1TBの2タイプ、そのうえ圧縮録画対応のため、容量は単純に2倍、4倍になったどころではありません。
ただ、ほかの部分は、それほど気になる機能が増えたわけではなさそう(圧縮が可能になったということはハードウェアデコーダが内蔵されたということでDLNAの対応に関しても多少は幅が増えたかもしれないというおぼろげな期待はあったが)なので、契約しているケーブルTVが、次世代機種として導入してくれればいいけどなぁ、くらいの気持ちで待つことに。


そして、この3月にいよいよ導入が決定。従来の250GBモデルが1TBモデルに置き換わる形でのラインナップ変更となり、HDDタイプの契約料が月315円のアップとなりました。315円のアップの価値はあると思いましたが、今のHDDの入っている映像を持ち出す手段がないので、機種変更はとりあえず保留。


で、先月、入っている映像はもう捨ててもいいから新しい機種に変えたいと思わせる訴求力を持った機能が追加されました。
それはiPad用のアプリの無料配布です。これを使うとSTBをDLNAサーバとして、ケーブルテレビの現在放送されている番組も録画してある番組もどちらも無線でiPadから見ることができるのです。
速攻でケーブルTV局に電話を入れて在庫を確認し、入荷時期を確認して取り換えに行ってきました。


現在、数週間使っていますが、その感想を。
1.iPadでの視聴は超便利。
多少反応は悪いものの、映像は十分きれいだし、録画番組の停止ポイントを本体で見たときと別で記憶してくれてるし。(クライアントアプリが記憶してる?) 無線LANで家の中ならどこでも視聴できるのもいい。
2.容量が増えて気兼ねなくなんでも録画。
とりあえずなんでも録画しても残り容量が気にならない。前の機種には無かった機能で、大容量化に伴って追加された機能だと思うけど、毎日やってる番組とか毎週ある番組はまとめて表示されるのでそれもかなり便利。(簡易階層管理的な)
3.ネット機能がオフにされてない。
とりあえずyoutubeとアクトビラは利用可能。文字入力は面倒だけどテレビ画面でyoutube動画が再生できるのは結構いいかも?
4.番組表が完全に16:9大型テレビ基準になった。
前の機種に比べて番組一覧や予約一覧の文字が小さくなった。これはしょうがないけど、いまだに21インチのアナログに接続している我が家としてはなかなか厳しい。

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